メンターとは何かを知りたい方へ (1)
「メンター」とは、一言でいえば、経験と人格にもとづいて、相手の成長やキャリアを中長期で支える“よき先輩・伴走者”のことです。メンタリングは、単に仕事を教えるOJTやスキル指導ではなく、対話を通じて「その人らしい生き方・働き方」を一緒に考えるプロセスです。
メンターとは何か(定義)
- メンターは、メンティ(支援を受ける人)の話を聴き、問いかけ、気づきを促す存在
- 仕事のことだけでなく、キャリア、人生観、人間関係なども含めて相談できる「安心・安全な対話相手」
- 上司のように評価する立場ではなく、伴走者・応援者としてメンティの自律と成長を支援する役割
ここで大切なのは、「正解を教える人」ではなく、「考える力を引き出す人」であるという点です。
メンターとコーチング・上司との違い
- 上司
- 業務の指示・評価・成果管理が主な役割
- 会社の目標達成が中心軸
- コーチ(コーチング)
- 期間を区切り、明確な目標達成を支援する専門家
- 質問を通じて相手の内面から答えを引き出すプロセスが中心
- メンター(メンタリング)
- キャリアや人間的成長を、中長期で支える
- 自身の経験や失敗談も交えながら、メンティと一緒に考える
- 「仕事」と「人生」をつなげて対話するのが特徴
その意味で、メンターは「上司でも、カウンセラーでも、ただの先生でもない」、第三の支援者と言えます。
なぜ今、「メンター」が求められているのか
- 変化の激しい時代の中で、正解のないキャリア選択・働き方に悩む若手社員が増えている
- 組織の中で、評価や利害を離れて相談できる安心できる大人が不足している
- シニア・ミドル世代の経験や失敗知が、十分に次世代に継承されていない
このギャップを埋める役割を果たすのが「メンター」であり、メンター制度やメンター養成講座へのニーズが高まっています。
メンターになるために何を学ぶか
メンター養成講座やシニアメンター養成コースでは、次のようなメンタリングスキルと在り方を体系的に学びます。
- 傾聴・質問・フィードバックなどのコーチング的スキル
- メンティの自律性・主体性を引き出す対話の進め方
- キャリアや人生観を一緒に整理するためのフレームワーク
- DE&I(多様性)を踏まえた関わり方、世代間ギャップへの理解
- メンターとしての「人格」「人間性」を磨くための自己理解
特に、VMAのようなシニアメンター養成コースでは、40〜60代の方が自分のキャリアを振り返り、「自分だからこそ伝えられるものは何か」を深く掘り下げながら、メンターとしての軸を育てていきます。
「メンターの勉強」を始めたい方へ
- 「メンターとは何かをしっかり理解したい」
- 「メンタリングとコーチングの違いを知りたい」
- 「社内のメンター制度や1on1をもっと意味ある時間にしたい」
- 「シニアメンターとしてセカンドキャリアを考えたい」
こうした思いをお持ちの方にとって、メンター養成講座は、自分自身の成長と他者の成長支援を両立できる学びの場になります。
このページでは、「メンターとは何か」「メンタリングの進め方」「メンター養成講座・シニアメンター養成コースの特徴」などを順にご紹介していきます。